やる気を伸ばすコツ(その1)
こんにちは。京進スクール・ワン谷山教室です。京進ではリーチングメソッドという手法で早い段階から子供自身に長期的な見通しと強い信念をもたせる指導を実践しています。これは、東京大学教授の池谷裕二さんが提唱する脳科学理論に基づいた方法を取り入れ、学習向上に必要な継続力を鍛えるためのものです。
この中からみなさんがいちばん関心があるであろう「やる気を伸ばすコツ」をご紹介します。
まずは立てる目標をできるだけ小分けしましょう!
池谷教授によると、達成感を味わうと、脳の中のVTA(腹側被蓋野)という快楽中枢が活性化し、さらに同様の快楽を得ようとする動機が強まるそうです。またこのVTAには、もう1つの重要な側面があります。勉強していると、「あ、わかった!」という瞬間があります。『アハ体験』と呼ばれる瞬間です。この時、やっぱり脳の中ではVTAが活性化しています。
つまり、できるだけ小さな目標をたくさん設けて、それを1つずつ、達成していく。目標をクリアした瞬間にも「アハ体験」を経験した瞬間にもVTAが活性化し、脳の中に快楽が走る。すると、脳はもっと快楽を欲するようになる。だから、もっと達成したくなるし、もっと理解したくなる。要するに、脳を「やみつき状態」にしてしまおうということです。
目標をできるだけたくさん小分けする!これが第一の子供のやる気を伸ばすコツです。