集中力を高めたければ水を飲もう！

こんにちは！　個別指導の京進スクール・ワン谷山教室です。

今、どこの学校も試験期間ですね。そこで、耳寄りな話をひとつ。

東京大学教授の池谷裕二先生の脳に関する話で、水を飲むことは体だけでなく脳にも良いことがわかっているそうです。

イギリスの研究者たちが、作業に集中する前に約500mlの水を飲んだ人は、飲まなかった人と比べ、14％も作業への反応時間が速くなることを発見しました。この実験は、のどが渇いていないと思っている人にも有効でした。このことから、脳は私たちが自覚できないようなわずかな水不足にも、大きく影響を受けることがわかります。

脳は80％以上が水でできています。脳の働きにとって、水はとても大切なのですね。実はこの、水を飲むことに対する脳への良い影響は、大人より子供に顕著に表れます。

水分が1％以上不足している（のどが渇いている自覚はない）生徒たちに、250mlの水を飲む前と後にテストを実施したところ、水を飲んだ後のテストの成績のほうが、飲む前に比べて10％得点が高いことがわかりました。水を飲むことによって、生徒たちの集中力と記憶力が上がったわけです。勉強前、テスト前などは、しっかり水分補給して脳の働きを助けましょう！ただし、テスト前にはトイレに行っておくのを忘れずに。